ブログ「噴火史情報学入門」」カテゴリーアーカイブ

溶岩ドームの形成とテフラ

溶岩ドーム(lava dome)の形成時にblock-and-ash flow型の火砕流が流下し,それに伴う火砕サージ堆積物(pyroclastic surge)や降下火山灰層(ash fall deposit)が形成されることは,雲仙普賢岳の平成噴火でよく知られるようになった.同様の溶岩ドームは,由布岳や北アルプスの焼岳など日本各地にあり,ドーム形成に伴うテフラよりも少し上位の土壌層中に砂礫片が多数見られることがある.これらは,溶岩ドームの冷却過程で水蒸気噴火がおこったことを示唆する.(奥野 充)

ブログ「噴火史情報学入門」第13回

第13回:大規模火砕流堆積物とカルデラ形成 九州には約3万年前(cal kBP)の入戸(いと)火砕流や9万年前(ka)の阿蘇4火砕流などの大規模火砕流堆積物が分布しており,これらに伴ってカルデラが形成されました.阿蘇4火 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第12回

第12回:pyroclastic, epiclastic, volcaniclastic 火山の形成史に関連するこの3つの用語について考えてみたい.まず(爆発的)噴火に直接関連して形成された堆積物をpyroclastic … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第11回

第11回:沖積層 現在の海岸平野の地下には約2万年前の最終氷期に形成された谷地形が埋もれている.この谷地形を埋めている堆積物は沖積層と呼ばれ,挟在する火山噴出物(テフラ)は編年および対比をする際に良好な指標となる.最終氷 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第10回

第10回:階段図 過去の火山噴火の年代と規模(噴出量)がわかると,階段図と呼ばれる図ができる.縦軸を規模,横軸を年代とすると,噴火時に縦線,休止期に横線ができる.このようにしてできる階段の上の角が揃うと規模予測型,下の角 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第9回

放射性炭素年代 放射性炭素(14C)年代は,14Cが5730年の半減期で放射壊変する現象を利用したもので,最近3万年間の火山噴火の年代決定に利用されます.14C年代の算出には,Libbyの半減期5568年が用いられ,57 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第8回

山頂噴火と山腹噴火 成層火山は,噴出物が火口周辺に積み上がって成長するため,山頂に火口がある.これが山頂噴火(summite ruption)であり,繰り返し同じ火口から噴火する.火山体の成長に伴って火口の位置が高くなる … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第7回

爆発的噴火と溶岩流出  マグマ噴火は,噴煙を出す爆発的噴火(explosive eruption)と溶岩流出(effusion of lava)に大別される.マグマ噴火では,マグマの発泡が重要な役割を果たすが,爆発的噴火 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第6回

噴火史情報学とは?  噴火史情報学(Studies on eruptive history and informatics)は,噴火史研究と情報工学が連携した新たな学問分野で,まだ確立されていません.噴火史研究は海外を含 … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第5回

単成火山と複成火山  火山は,繰り返して噴火する複成火山(polygenetic volcano)と1回の噴火で形成される単成火山(monogeneticvolcano)がある.火山ができる場所は,おおよそ決まっており, … 続きを読む

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ブログ「噴火史情報学入門」第4回

溶岩ドームの形成とテフラ 溶岩ドーム(lava dome)の形成時には,block-and-ash flow型火砕流が流下・堆積し,それに伴う火砕サージ堆積物(pyroclastic surge)や降下火山灰層(ash … 続きを読む

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